空気清浄機が大気を清め鎮めるように、歴史上の球聖と呼ばれるスーパープレーヤーは、
球場や試合会場の空気を厳かにしてきました。
たとえば、「江夏の21球」。日本プロ野球の日本シリーズ(1979年)第7戦で、
広島カープ投手の江夏豊が9回裏に1点リードしている状況で、
無死満塁になるピンチを背負いながらも後続を抑えて失点せず、
チームの日本一を決めたことを表現しています。
また、北京オリンピックの女子ソフトボールでの「上野の413球」。
国内外でエースと認められた上野投手が3完投で優勝、チームの金メダル獲得を決めました。
今列挙した人物は野球・ソフトボールに限られますが、
他にもバスケットボール、卓球、テニス、ハンドボール、サッカーなど、
球技に関する球聖列伝を取り上げるとともに、
彼らが空気清浄機のように巻きこした熱狂を伝えたいと考えています。